北海道で活躍していたお座敷車両です。
主な加工
・スラントノーズから貫通顔への改造
・屋根上機器の一新
・側面窓・ドアの再現
製品は側面などをシールで再現しているのでまず剥がします。
その後、先頭車はスラントノーズ部分や屋根上機器を撤去します。
スラントノーズ部は絞りが付いているので、プラ板を貼り削り込むことで絞りから平面へと形状の変更を行います。
その後、不足する部分をプラ板などで埋め合わせて貫通顔の土台を作ります。
目盛り付き0.3mmプラ板で前面・側面を形成していきます。
表面処理後、ライトの枠やホロ枠、タイフォンなどを作成します。
オデコのライトを点灯させたかったのですが、後から穴をあけるには厄介な造形になるのでオデコ部分だけ透明プラ板で形成し、ライトが来る部分だけマスキングして塗装することで後から簡単に電装できるように工夫しています。
中間車も例に漏れず屋根上機器を撤去したりします。
サフを吹いた姿。
一度塗装まで行いますが、機器パーツの造形がいまいちだったり塗装をミスしてしまい一度作業中止。パシフィック様より複製パーツを頂き作業再開。
塗装完了後の様子。前述のライト部がよく分かると思います。
後発の改造車には受け継がれませんでしたが、中々良い方法で再現できたと思っています。
竣工直後の様子。キハ183系は滅茶滅茶につないで遊べる形式なので先頭車にも連結器を付けています。
ピンぼけですがパシフィック様の183とのコラボ。実際にあった編成だと思います。
本州乗り入れ時、ED79に牽引されていたようなのでわざわざED79も製作。
当時はキハ183の改造ブームだったので、便乗して作成したんだっとおもいます。
歴代の改造車の中でもトップクラスに脳筋な改造をしています。
竣工日:2018/03/25