横浜線で活躍した車両です。
2020年、とある本を購入し刺激を受けて溜まっていたプラ電車の消化がてら製作を決定します。しかしその後私生活で色々あったため長期間放置していました。
一年以上経過し、ようやく落ち着いてきたため再着工し、直近の運転会に間に合わせるためスピード製作しました。
また、数年前に改造したのち廃車放置されていた小田急2200形のリメイクも行うことになり久々に大量製作を実施することに。
加工点は各車異なるため別記します。
全車共通加工
・両開きドアを片開きドアへ改造
クモハ72全金属車、クハ79
左:クハ79、右:クモハ72
左:クモハ72、右:クハ79
クモハ72
・種車の前面窓を一度完全に閉塞し、プラ板で窓枠を表現し特徴的な高運転台顔へ
クハ79
・種車の前面窓割を撤去し、窓部段差の左右を1mm短縮
・窓割を2mmプラ棒で再構成
・方向幕を撤去
・電装に備え尾灯を撤去し穴あけ
・ウィンドシル・ヘッダーの設置
・プレスドア表現のため0.3mmプラ板をドア部に貼り付け
・パンタグラフ撤去&ベンチレータ追加
クモハ72半鋼製車
特徴的な額縁顔を再現するため、先頭車に後尾車の妻面を接合します。
余分な開口部を埋め、前面窓になる部分を作ります。
1mmプラ板を現物合わせで嵌め込み、窓枠となる部分を残すように開口することで一段下がった特徴的な窓枠を再現します。
尾灯などのモールドを追加し加工完了。
側面はクハ79と同じ加工を実施しています。
先頭車3種類。バリエーション豊富です。
モハ72全金属試作車
後尾車から純粋な中間車へ改造するため、前面窓や乗務員扉を閉塞します。
全金属試作車は張り上げ屋根なので雨樋も完全撤去します。
表面処理完了後、窓を開口し貫通幌を設置して加工完了。
この車両が一番最初に着手した車両だったため、旧型国電の試作的な要素があります。
サハ78
旧作の小田急2200形を先頭・後尾車どうしで切り継ぎました。
こちらは純粋な72としたかったのでウィンドシル・ヘッダーを設置しプレスドアも表現。
ベンチレーターは全て撤去されていたので再設置。
全車加工が完了したところで塗装に入ります。
(サフ美って言葉、記憶が正しければ私が最初に言った気がします)
塗装順序:グレー→茶色→シルバー(クモハ72全金車とモハ72のみ窓枠を塗装)
本当はベンチレータやパンタグラフも塗り分けたかったのですが、運転会に間に合わせるため省略しています。
同様に電装も見送っているためこの時はまだ仮完成状態です。
竣工直後の様子。
クモハ72全金属車。前面窓枠の色が良いアクセントになってます。
窓枠はアルミ窓枠っぽく見せるためシルバーに塗装。
クモハ72半鋼製車。後尾車の妻面を流用する方法がドハマりしたと自画自賛しています。
クハ79。いい顔してます(適当)
個性豊かな先頭車群。
左端のクモハ60は55系なので別ページで紹介しています。
モハ72全金属試作車。こちらも窓枠をシルバーで塗装してます。
サハ78。5年以上前の改造車が大変身しました。
ちなみにベンチレータは改造元の小田急2200形を作った際に撤去し保管していたものを再利用しています。要するに外されて数年保管されて結局元の車体に帰ってきた感じです。
全金属試作車は側面の塗装範囲を少々広くしているのでサハ78と比較すると屋根の高さが違うように見えます。これも実車を再現してます。
竣工日と同じ日に実施されたMTC12でデビュー。
たまてつさんの横浜線車両と合わせて歴代形式が勢ぞろいしました。
横浜線の"電車"はこれをもってコンプリートされたことになります。
あとは蒸気や臨時用の特急車、非電化時代のディーゼルなどですが情報が少なすぎて揃えるのに難航しそうです。
竣工日:2022/02/27
後日、ふちゅう8に持参するため未施工だった電装を実施。
ライト穴がぽっかり開いていてださかったですが、電装後は一気にイケメンになりました。
京急Pさんの改造車と。種車の雰囲気を残しつつ、リアルに仕上げられたと思います。
ふちゅう8では砂川さんのブースで走行し、ナイトモード時には非常に映えていました(語彙力)