小田急線で活躍した車両です。
種車:プラ電車(後尾車2両)
主な加工
・前面の製作
・側面ドアの両開き化
・屋根の加工
・後尾車の動力車化
特徴的な半流顔を再現するため、209系金型の屋根を貼り付け。
オデコのライトは当時の技術では再現できなかったため、新規103系の複製した前面の上部を切り取ってきて貼り付け。
ライトを残すように削り込んでいきます。
サフを吹いて確認。
前面窓を開口し形状を確認するため下書き。
転がってるベンチレータはこの後保管されます(伏線)
先頭後尾車ともにプラ電車の後尾車を種車にしているため、動力車化します。
また、前パンを再現するため乗務員ドア位置を前後で入れ替えます。
ドアは種車の両開きから片開きへ改造。
屋根上は画像がありませんが、ベンチレータを全て撤去しプラ板で雨樋やベンチレータを設置しました。
竣工直後の様子。
種車との比較。
竣工日:2016/02/20
当時は非常に満足していましたが、数年たち向上した技術によって作られた改造車と見比べるととても見劣りしており、また破損したことによって廃車となりました。
その後、小田急大型車の大量製造計画により旧4000形の併結相手として1800形へ再改造する計画が上がりましたが、元の計画が挫折しそのまま種車ボックスへ入れられ数年が経過しました。
そして竣工から6年後、今度は旧型国電製造計画が上がり今度こそ再改造が実施されました。
編成を解きそれぞれクモヤ90とサハ78として改造が進みます。
怒涛の改造の結果、無事に再改造完了。
まさかの当時撤去していたベンチレータが再搭載されたり撤去し保管していた妻面が再利用されたりとしました。
ちなみにクモヤ90の方は部品不足などでまだ完成していません。