房総地区で活躍していた車両です。
種車:旧型客車
主な加工
・側面、前面のフルスクラッチ
・屋根上機器の一新
当時、旧型国電を大量製造する計画がありその一環で着工しました。
0.5mmプラ板の張り合わせで側面を製作します。
屋根には小田急2200形を製作した際に発生したグロベンを流用。
パンタグラフはPS13?を模すため、205系金型の物の梁の部分を1mmプラ棒に置き換えて再現。
旧客の側面と妻板を撤去し、作成した側面と前面を接合します。
ライトが黄色いのは廃車となったクモヤ143の物を転用しているからです。
旧型国電らしい屋根付きになりました。
当時健在だった113系スカ色と組んで在りし日の房総地区を。
塗装順序
クリーム→青(屋根は再塗装せず)
完成後、しばらく併結相手だった113系ですが破損などの影響で廃車となり動力を持たない本車は浮いた存在となりました。また、当時計画していた旧型国電大量製造計画もとん挫しそこから数年間ケースに仕舞われて忘れ去られていました。
そこから6年後、今度こそ旧型国電が配備され、再び併結相手が生まれました。
2022年2月のMTCで初めての運転会走行を果たしました。
竣工日:2016/06/11