種車:電動プラ電車(後尾車2両、ジャンク1両)
主な加工
・前面の再現
・パンタグラフの撤去/位置変更
・ドアの片開き化
・動力車化
種車がそこそこ溜まってきたので消費がてら前から作りたかった可部線仕様を作ることにしました。
クモハ72は前パンとなるため、屋根を切り抜きます。
電動リューターを使用しました。
切り抜いた屋根を前後反転させて再接着します。
次にジャンク車を1両解体します。
こちらは購入時点で側面と前面部が大破しており、屋根と妻面しか使えない状態でした。
先ほどの解体した車両から屋根部分を片方の車両へ移植し、パンタ無し車へ改造します。
さらに妻面も移植し、クハ79の一部の車両に見られる額縁顔を再現します。
両車ともに窓部分をプラ板で閉塞します。
クモハ72は全金属車へ、クハ79は前面窓がHゴム支持化された車両を再現するためにモールド貼り付けなどを行います。
窓を開口した様子。
クハ79の動力車化にあたり、台車固定用のツメを作成します。
前述の解体車の側面を切り取ってきて接着します。
接着にはタミヤセメントとカラーパテの組み合わせで強度を確保しています。
側面は乗降ドアを左右繋いで片開きらしくします。
窓枠も撤去し、ウィンドシル・ヘッダーの貼り付けなどを行いました。
表面処理を終えてサフを吹いた様子。クハのヘッドライトは塗装後に装備します。
グレー→オレンジ→緑の順に塗装。
ライトを装備して、色挿しを行なえば完成!
以前作った横浜線仕様の工法をそのまま流用していますが、塗装が違うだけで印象がかなり変わりますね。
プラ電車で旧型国電を作るのは個人的にとても良いと思うので、今後も増やしていく予定です。
竣工日:2023/9/10