交直流電車の試作車として仙山線で活躍した車両です。
主な加工
・クモハ490の車体加工
→額縁顔の再現
→側面の再現
・プラ板からのクハ490の車体製作
きたもと19に向けて密造を開始。
クハ490+クモハ490の編成を再現します。
側面はカッティングマシンで切り出した0.3mmプラ板を4枚重ねで構成。
屋根肩は1/4丸棒(半径2.0mm)、屋根板は1.0mmプラ板です。
車体組みが終わり各種パーツを取り付けた後の様子。
屋根上の交直流機器はあまりゴチャつかせると後尾車とのデフォルメ差が目立ってしまうため控えめにしています。
ベンチレーターは他の在庫車両から拝借。
後尾車となるクモハ490は、72系からの改造車のため我が家で実績のある工法で製作。
額縁顔を再現するために妻面を移植する必要がありますが、今回は他の車両から移植する余裕がありませんでした。
なので額縁顔の直後に乗務員扉を持ってくるため、強引に種車の乗務員扉と客室窓の配置を入れ替えて何とかそれらしくしています。
元の前面はモールドを全撤去して不要な窓を封鎖。
細かいパーツを取り付けていきます。この辺も従来の旧型国電と同様の表現としています。
塗装直前の様子。クモハにはパンタが無く逆にクハにパンタがあるというチグハグな編成です。
後位側。動力台車には1スピードタイプの新メカを採用しています。
塗装中の様子。今回はベンチレーターを塗り分けています。
竣工後の様子。
クハ490後位側。
クモハ490。
クモハ490後位側。実車は妻面窓と一部の側面窓が無いようです。
額縁顔旧型国電シリーズ。
この手の車両は前面のバリエーションが豊富なので作っていて飽きません。
ちなみにきたもと19には間に合いませんでしたし、諸事情で参加もしていません(爆)
竣工日:2023/11/12