房総地区で活躍した車両です。
種車:東海型急行
主な加工
・ドアの封鎖
・モロ164の800番台化
・クーラー設置
・先頭車の前面強化再現
全ての車両に共通してドアを1枚封鎖します。
また、クーラー設置に備えてベンチレーターも撤去。
中間車はドア横の窓を縮小し、個室を再現。
また、中央線対応の800番台車なのでパンタグラフが来る部分の屋根を切除しプラ板で低屋根化します。
鉄仮面の前面を再現するため、一度前面を切り取ります。
切り取った前面はライトやモールドをリアル化し、切断面に0.3mmプラ板を貼ります。
そしてその前面を再接着することで1段張り出した鉄仮面になります。
従来の工法であれば、前面のライト類を完全に撤去した上でプラ板を貼って嵩増ししていましたが、非常に手間がかかるので今回はこのような工法を採用しました。
クーラーは先頭車には旧485系の複製品を、中間車には新規485系の複製品を使用しています。
塗装中の様子。
塗装順序:ダークグリーン→クリーム→ライトグリーン→グレー
竣工直後の様子。
先頭車は鉄仮面仕様とノーマル仕様で2両ずつ作り分けており、組み替えるだけで編成端の顔を変更できるようにしています。
かわぐち2にてお披露目。
製品の東海型急行廃盤を記念して165系改造車が大集合した会でした。
雅様と将軍様のパノラマエクスプレスアルプスと併結して実際にあった12連走行を果たすなど多くの参加者方から好評を博しました。
この「なのはな」は私がプラレール改造の世界に入った間もない頃からいつか作りたい車両であったので完成した際にはとても嬉しかったです。
2015年3月頃に着手していた初代の車体です。
当時はリアル化に拘っていたため、側面の加工に力を入れていましたが、非常に労力がかかり結果的に放置することになってしまいました。そこで今作ではなるべく製品らしさを残して楽に仕上げるように工夫しました。
竣工日:2019/12/01