以前作った房総色の改良発展版として作成。
完成日:2020年6月22日
過去に205系横浜線仕様を作成しようとして頓挫していた車両などをかき集めて作成。
主な加工内容
・前面のリアル化
・後尾車の中間化
・1000/3000番台先頭車へのパンタグラフ設置
・トイレ設置
・グリーン車各種加工(後述)
今回この車両を作るにあたり前面のリアル化を重視しました。
ライトを電装することを見越し、一度大きな穴を開けた後に1mmプラ板をはめ込み直径1mmの丸穴を開けることで特徴的なライトケースを表現。
前面のブラックフェイスも下方向へ拡大しています。また顔だけでも絞りを付け、それらしくしています。
車体の絞りを付けようとすると一生完成しないと思うので顔に絞りを付けるかは悩みました。しかし、そもそも205系金型から211系の窓割りなどを再現すること自体そもそも難しいことなので敢えて割り切りました。なので敢えてドア窓も拡大せず、製品らしさを残しています。
スカートは通常型と強化型を作り分けています。
製品(左)と比較。製品の良いところはそのままに欲しい部分だけリアルに仕上げました。
平屋サロの作成中の様子。
富士急6000系の残骸から作成。側面を完全に撤去し1mmプラ板に置き換えたあと、モールドを貼り付け窓を開口します。気が狂いそうな作業でしたがその分綺麗に仕上がりました。
敢えてドア開閉中間車をベースにし、機構もそのまま生かしているのでドア開閉可能です。実は実車のクーラーは205系の物と少し異なり普通の中間車や後尾車を使用するとその辺の改造も必要になるのですが、ドア開閉中間車はクーラーがえぐられた形をしており、敢えてこの車両を使えばクーラーの再現をする必要がなくなります。戦略的手抜きです
ちなみに普通の中間車にもドア開閉仕様の物をいれています。
どういうことかと言うと、東海道/高崎の両方の仕様を再現するため、余分に車両を作り仕様を変えることに中間車を差し替えることになっています。高崎線仕様にするときは上の中間車は外して、東海道線仕様にするときは逆に上の中間車を入れて平屋サロは抜きます。こうすることで常にギミック付きの車両を編成に組み込むことが出来て遊べます(遊ばんけど)
その他、113系から編入されたサロも作ります。と言っても真ん中の帯を撤去したくらいです。
塗装順序
車体:グレー(屋根)→シルバー→ライトグレー(二階建てグリーン車のみ)
前面:白→オレンジ→グリーン→シルバー(貫通扉、ライト)
スカート周り:グレー→ブラック
使用した塗料
・知らんけど
平屋サロのドア開閉の様子。
シールはそのままなので立ち客がめっちゃこっち見てきます。
前述しましたがドア窓を敢えて拡大しませんでしたが全然目立たないです。プラレールは編成の長さと前面さえ揃っていればあとは割と気にならない物です。
お気に入りの一作品です。今後は長野色や719系など発展させていきたいです。